KENのお気に入りの歌一覧
横井 信
集まってコタツを囲むストーブの上で膨らむ餅は食べごろ
19
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詠み人知らず
年重ね晴耕雨読の日々に咲く季節はずれの木犀芳香る
14
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詠み人知らず
世の中の人知適わぬもの数多天に任せてのほほん生きてく
17
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うすべに
先生の診立てもたまに大当たり その軽口に励まされた日
11
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もみじ☆彡
常ならず 篤く寄り添う 猫二匹 熱帯び臥せる わが身ゆえかな
14
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滝川昌之
車窓には真白き富士が祝いおり成人の日の車内華やぎ
22
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灰色猫
焼き芋は皮ごと食べるほうがいい甘くビターな口どけがいい
20
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inosann
眠れないと私の部屋に来る娘と事故後の苦しみ共に味わう
22
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inosann
親からの自立めざして別居させし息子の日常つぶさに知らず
16
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蔓葵
君をのみ思ひあかしのうら舟はなほや淡路をさしてゆくらむ
14
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萱斎院
散り果てて木の葉がくれもなき空に 横雲かかる冬の月影
11
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河のほとり
かきくらし山路は雪にうづもれて椿の色のなにのこるらむ
11
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横井 信
騒がしいカラスの声に見渡せば水辺をそっと歩く白鷺
17
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灰色猫
パック入り鏡餅からぞくぞくと飛び出してくるパックの丸餅
26
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滝川昌之
「平成」の始まりを知る我々はあの額縁をまた見とどける
25
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へし切
陣取りの策をめぐらし 石を置く 勝ってうれしい 花いちもんめ
18
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うすべに
冬枯れのさみしい野辺もむらすずめ さえずる声に寒さ忘れる
14
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inosann
今日割ったお皿が僕に伝えてる「そんなに自分を責めちゃダメよ」と
15
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ななかまど
音もなく雪降り続くしばらくは黒き点なり梢の鴉
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コタロー
貧しさに耐へねばならぬ薄野を獨り歩けば風に煽られ
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