KENのお気に入りの歌一覧
露草
屈託なく「会いたかった」と青年の告ぐる若さに胸を打たれり
13
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横井 信
飛び出した勢い止めて深呼吸 雨の香りにいま少し待つ
20
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灰色猫
烟られつ老いも若きもじっくりと熾き火のお芋のほふほふを待つ
25
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うすべに
長い夜 夢の結び目たどったら 暁の糸そなたへなびく
14
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へし切
頼れるは近くの他人と言ふけれど付き合い難き隣国のひと
21
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夢士
情けなや こほん と小さく咳きて胸に手を当て涙する今
18
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蔓葵
わが恋はとよ葦原の分け小舟障りありともこがれてぞゆく
15
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つゆふみ
二万年核の竜舞う地の児らに和歌千年の劔ください
7
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横井 信
祝日のゆっくり昇る太陽にひかる枯野を静かに進む
16
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へし切
着飾ればおとなの形になれるともあらまほしきは大人のこころ
20
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横井 信
集まってコタツを囲むストーブの上で膨らむ餅は食べごろ
19
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詠み人知らず
年重ね晴耕雨読の日々に咲く季節はずれの木犀芳香る
14
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詠み人知らず
世の中の人知適わぬもの数多天に任せてのほほん生きてく
17
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うすべに
先生の診立てもたまに大当たり その軽口に励まされた日
11
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もみじ☆彡
常ならず 篤く寄り添う 猫二匹 熱帯び臥せる わが身ゆえかな
14
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滝川昌之
車窓には真白き富士が祝いおり成人の日の車内華やぎ
22
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灰色猫
焼き芋は皮ごと食べるほうがいい甘くビターな口どけがいい
20
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inosann
眠れないと私の部屋に来る娘と事故後の苦しみ共に味わう
22
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inosann
親からの自立めざして別居させし息子の日常つぶさに知らず
16
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蔓葵
君をのみ思ひあかしのうら舟はなほや淡路をさしてゆくらむ
14
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