詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
紫草
明け方に猫のあいさつうけながら窓開け入れる朝の風の緒
24
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葱りんと
上手いこと やろうとするから できなくて 悲しくなるのさ 恥も美味いよ
19
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詠み人知らず
気負わずに ハードル下げて生きりゃいい 存在価値は誰もが持ってる
22
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石川順一
十薬の葉にある白き鳥の糞またはペイント花と思えり
13
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灰色猫
事務的に話したつもりが愛でした一緒に死ねるとあなたは言った
22
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灰色猫
もう誰のせいにも出来ない悲しみはカフェラテに描きしかと飲み込め
22
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inosann
「轟々と隼は征く雲の果て」と思いを馳せる扇風機の前
17
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林林
大人用鍬で畑に挑む子の腕にぎしぎし土の重みよ
25
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林林
畑深く肥やし鋤き込み遂げし後水撒く子らの青空に虹
27
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来夢
先行きが見えぬことに可能性 感じた君も求む安定
11
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紫草
耕せる土の臭いは芳しく靴下を脱ぎ足裏を当てる
23
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木タロー
夕映えにひこうき雲がのびて行くオレらのいく道しめしては、ない
9
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コーヤ
参道の一段づつを踏みしめて石割神社の神域に着く
19
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紫草
春雨の過ぎたる夜半を耳立ててこの世の韻を聞いている猫
25
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石川順一
扉開き鐘が鳴る朝二度寝する母が散歩に出かけようとし
12
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安井シンゴ
夏仕様 冬物スーツのままなれど 我が襟元を風に預けん
17
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安井シンゴ
「一味より七味が好き」と云う君と何百杯目かのうどんすすりおり
15
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万陽
吾子の靴 半年もせず 買い替えり成長の証 と思えば嬉し
17
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いわこし
町の人がみな写真となりゆきて写真の町に暮らせし我ら
7
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詠み人知らず
本当の気持ちの1・1倍の声で謝る遅刻の電話
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