詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
紫に殺意秘めたり鳥兜そ知らぬ顔で人を誘うや
10
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恣翁
月時雨に 文燃す炎消えゆけど 夜更けの庭をなほ眺めたり
25
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恵
風車ふっと吹けば回り出す僕のすべてが君に向って
16
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恣翁
踏み惑ふ焦がるる思ひ 断たむとて 重たき本をパンと閉ぢけり
22
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みやこうまし
初恋も遠く離れて夢枯れぬすすきの原を一人行くかな
16
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みなま
どうか蝶が無事に野分をすごすよう見送る胸に残る鱗粉
9
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日向猫
胸の内ひらひら踊るこの蝶をいつか彼の地の空に放して
21
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みなま
秋ばらは色も香りも深く濃く涼気の中で永く微笑む
6
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日向猫
咲き初めしまだ丈ひくき秋櫻や やがて地平をかたちづくらん
21
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詠み人知らず
しあわせの黄色いリボン着けるから 見逃さないで帰ってきてね
14
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日向猫
広大な自然を語る声弾む 白きマヌカの花より清し
20
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みなま
翡翠の背に朝の陽のかがやきて鳴き交わし行くつがいの軌跡
11
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詠み人知らず
風景のいちばん奥の日向には 小ぢんまりした仕合わせがある
16
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日向猫
きっとその遠くに見える日向にも猫が一匹寝ているでしょう
17
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もなca
あなたから呼ばれるたびにやわらかなひかりを放つわたしの名前
20
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律春
パンケーキ 思わず「ふふふ」と微笑んだ おいしい顔に つられて笑顔
2
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みやこうまし
生き死にを考えさせらる秋彼岸 風にゆらぐや白曼珠沙華
16
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日向猫
先進の電波で届く貌も触れれば コツリ 硬質の壁
22
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律
遠くなる 青い空のその果てに 僕らが見ていた夢のあとさき
3
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日向猫
おたがいをあたりまえだと思うこと 支え合うって まさに そのこと
18
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