遠井 海のお気に入りの歌一覧
由良
蛍火の欠片程でも構わない君の心に灯っていたい
13
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おおしまゆきこ
幾人の視線を受けてきたものか家族待合室の時計は
7
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潮月繁樹
父の日にテーブルの隅ひきこもる娘が宛た繪手紙ひとつ
19
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詠み人知らず
すれ違う一瞬そっと目を閉じる あなたが通る 風を感じる
14
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おおしまゆきこ
開いたり埋めたり留めたりされた脚ギプスの上から撫でさすりやる
10
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もなca
ほんのりと色づく梅にさわさわと銀糸のような雨の降る朝
21
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詠み人知らず
不自由な手でしたためた母の文泣き出しそうで封開けられぬ
6
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inosann
妻が言う「いつかなんとかしてあげる」は不確かだけど何故か安らぐ
32
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詠み人知らず
身体とは素直なもので既にもう仕事モードか キャベジンを飲む
2
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在原紀之
希望的絶望的な観測を重ねつつ張る予防線網
2
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しりか
道端に置かれたゴミの散らばりて鬼の集いし饗宴のあと
9
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慶心
もっててね 別れ間際の小さな手 孫の差し出す ボタンは水色
9
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詠み人知らず
止まらない恨みの言葉吐きながら 「好き好き好き」と胸が云ってる
22
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横雲
蒸し暑き午後を耐えざる猫の身や手足のびゆく肉の緩みて
4
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光源氏
食べごろの柴咲コウに憧れてハーゲンダッツを密かに味わう
10
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詠み人知らず
初夏の夜見知らぬ花の甘く濃い香り漂う四つ角が怖い
4
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もなca
知らなくていい哀しみを垂れ流すタイムラインを追いつづけてる
10
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紹益
君放つ 矢に射ぬかれし 我が心 堕ちるとこまで 堕ちてゆきたい
13
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只野ハル
ロマンスのない白髪になるのかな朝の鏡にふと思ったり
8
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だいなごーん
正論を言ってはいけない正論を言ってはいけない ろんりは孤独
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