みやこうましのお気に入りの歌一覧
悠々
かなしみは海見るたびに海にあり山見るたびに山に積もれり
36
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光源氏
名月を斜にとらへて酒の興李白と杜甫を袂に寄せて
10
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詠み人知らず
苦しくてああ苦しくて苦しくて生きていくって何て苦しき
16
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庭鳥
ふた月も歌詠まぬ日々。切実な叫び忘れた穏やかな日々
19
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浅草大将
見つむれば川の流れにそこはかとなく沈みゆくわが思ひ哉
9
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光源氏
有明の月よりほかに友はなし今日もさびしき山の杣人
19
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陽だまり
我の膝 争いすり寄るぬくもりを両腕で抱く涼しき朝なり
7
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紫草
教科書に漫画を重ねて押し広げ 携帯片手にテレビ観る君
8
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三沢左右
文庫本 頁のふちを焦がしつつ神保町の隅に古りをり
22
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三沢左右
みけ猫の丸き背中の毛を焼きて冬を深むるちひさき炬燵
21
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元円
夕暮れのわずかな明かりさえ惜しみコートを駆けるこどもらの影
7
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山桃
秋風や昨日わかるる虫のこゑ今日はろばろと群竹を吹く
9
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たんぽぽすずめ。
七色の恋した日々が色の無き風に乱るる風車かな
11
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光源氏
憂きし世をさびしく過ぐす夜半の月闇の中でも花は咲かまし
12
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まるえふ
ここに来て優しい顔になった父緩やかな時流るホスピス
20
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紫草
ホリデイに彩な衣で賑はひて 畑鋤き返す都會の衆かな
6
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たんぽぽすずめ。
ラーメンを一人食べてるツルツルに君とのおしゃべり思えば美味い
11
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たんぽぽすずめ。
自転車に君を乗せてた想い出の封を切るよに薫る木犀
22
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まるえふ
だんじりの太鼓の稽古鳴り響く公民館前会社の帰り
9
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たんぽぽすずめ。
全校で「証」歌うが頑なに歌わない子も居て悲しみが増す
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