詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
豆撒きの声なき街の静けさや子らは何処に鬼は何処に
20
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夢士
鬼の面めがけ豆撒く孫の顔メール送られ吾も豆撒く
13
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只野ハル
デザートのロールケーキも丸齧り鬼も呆れる別腹が居る
17
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秋日好
熊笹に足を取られた尼子勢熊襲の祖母はちまきを作る
11
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ぼら
鉄板を殴ってみては嘔吐して昨日のミスを明日も嘆く
6
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詠み人知らず
雪轍 足跡つけて行く獣 行き着く場所は 寂し白の地
6
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詠み人知らず
不完全 崩れて固めたこの私 それでもいいと誰かが云った
11
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詠み人知らず
雪の上 誰かが落としたその花弁 春はもうすぐ、もうすぐそこだと
9
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詠み人知らず
星をまた数え数えて 瞬きの一粒つんだ 金平糖の朱
11
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灰色猫
美しい死というものを愛でるため標本にする紋黄蝶の翅
14
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灰色猫
今日もまた崖っ淵まで全力でアクセル踏み込むチキンレースさ
15
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灰色猫
冬の陽の枝の樹氷は溶けゆきて海に帰れる春を待ってる
16
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灰色猫
ガンダムの哀戦士たち口ずさみニュータイプでない己を愛す
13
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灰色猫
白い息いろはも知らず歌ってた駅前通りの幼き魂
20
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みやこうまし
わが歌は老いと孤独がターゲット 仕方がないか 立ち位置狭く
14
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近江の人
男性のソプラニストのアベマリア宝の喉を与えられしか
6
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詠み人知らず
手袋に受けては消ゆる白雪と歌の言の葉いづれ儚き
14
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フラミンゴ
言ってないことも見せない顔もあり知ったつもりの何も知らない
8
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洩矢転石
どれくらい泣けば忘れられるかななみだにきみが溶けているなら
14
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秋日好
左右から朝日に向けて雲流る眩暈がしそうな金曜バス停
15
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