日向猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
少量で足るを知り得る満足の センサー壊す欲の再生
17
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みやこうまし
風に舞う桜花びら被りつ賑わう人の群れ分けて過ぐ
10
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もなca
一面に白き花びら敷きつめてさくら吹雪のなお降りやまず
27
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詠み人知らず
感情と照明こそは間接に 取り扱えと小説技法
18
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桜園
本当に短き命よ桜花春の嵐に花散らされて
18
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紫草
強張りてこころふるえぬひと日なり歌謡曲など口ずさみおり
18
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恣翁
出稼ぎの家々なるか 戸を閉ぢて 水仙の庭に鶏鳴くばかり
60
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みなま
灰色の空舞い上がる桜花高く上って結晶となれ
7
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へし切
儘ならぬ浮き世にあれば抗はず流るるままに生くるも良きか
23
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詠み人知らず
鴨つがう噴水池の石べりに日光浴する首もたせあい
8
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みやこうまし
八十路人いまや静かに生くべきか 屈みて咲けるかたくりの花
19
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夢士
舞い戻る冷たき雨に桜花身を縮むるは我もおなじぞ
10
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みなま
春の蝶 命の営み託し終え静かにおりたベランダの土
10
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詠み人知らず
サンダルの片っぽ波にさらわれて稲村ヶ崎ケンケンの夏
6
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ほの香
独り聞くぽつぽつおぼろの雨音が幸せの在り処問ひかける夜
17
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紫草
術を練り呪文となえて甘やかに愛しきひとを招き入るなり
13
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大埜真巫子.
いつの日か 必ず終わるものならば それまで走ればいいだけじゃないか
25
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片井俊二
弧を描く柳の枝に訪れるそよ吹く風に新芽吹く春
8
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只野ハル
散り初めの桜に夜の雨が降る舗道流れる花びらと行く
5
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村上 喬
明け方のホットミルクのやさしさに頬杖ついて一つ吐息を
15
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