五穀米のお気に入りの歌一覧
横雲
魂送り夕べの道に火の消えし提灯振りて子等の帰り来
5
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詠み人知らず
尾を上げてしなりと歩く女子猫よ 君にも何か夢はあるのか
15
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河のほとり
星々の光かなしき天の海ゆく魂の果てと思へば
10
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yuki
焦らずと本のつづきを読みゐればやがて豪雨も過ぎるであろう
6
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紀一
人の子の巡りし因の果てなれど雨降らせまし天の龍王
5
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詠み人知らず
待つ人のいない自宅のベランダで 水面眺めつ紫煙に麦酒
17
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味醂
スカートで自転車つよくこいでいるわたしはずっとわたしのものだ
6
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みなま
キャミソール、タンクトップの外人に事情を説ける娘たのもし
13
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たんぽぽすずめ。
東京で待ち合わせたけど今朝降った雨は黒くて恋はおあずけ
7
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笑能子
マイ定義あちらこちらと掘り返し種播かぬまま耕さぬまま
3
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岡 恵里
壮絶な移動距離などものとせずジムノックはただただ書きやすい
1
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詠み人知らず
夜通しの星の零れる虫の音が 時節をひとつ進めてくれる
16
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紫草
竹支柱を昇り尽くせし自然薯の意志は確かに空をまさぐる
20
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みなま
吾の上に体の重さ被せてるお願い、下りて、牡の黒猫
10
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ふきのとう
嫁ぎゆき幾年経つもまだ慣れぬ帰りしあとの喪失感に
21
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もなca
洗い髪をととのえながら乾かせば花のかおりで始まる一日
16
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詠み人知らず
真夏日のデパート3階偶然に現実つかんだUFOキャッチャー
2
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詠み人知らず
桁下に吹き抜ける風孕むシャツ 深く吸い込み長々と吐く
13
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inosann
固き殻でひ弱な心を包み込み吾は生き行くポーカーフェイスで
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紹益
青々と 瑞穂育む 水田に 涼を求めて 白鷺ぞ飛ぶ
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