KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
美しい水の化身に告げられるあなたの前世は蛇であったと
23
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へし切
春かすみ立てるやいづこ山里の木の芽ははるの花もにほはぬ
21
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蔓葵
雪解けに花待つひまもなかりけりこよみのほかも春ぞ立ちぬる
12
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うすべに
春たちて 朝陽に消えるなごり雪 愛宕の山にかかる冬虹
19
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つゆふみ
婚姻を届けた役所で君は知る行方しれずの父再婚と
9
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つゆふみ
終電で帰ると君は寝ていたね隣に青い頭テカテカ
6
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詠み人知らず
風ゆるみ春立つ今日の香もうらら庭の椿もほんのり笑顔
13
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コタロー
冬の道必死に歩く人間を上から鴉カーカー嗤ふ
6
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へし切
成すべきは驕れる者の鬼やらい民の思ひの届かぬままに
19
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夢士
川魚の命はかなし冬びより銀鱗光る嘴の先
17
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灰色猫
からあげが歓喜の声をあげているその爽やかなレモンを浴びて
22
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横井 信
雨粒がぽとりと当たり引き返す風よやさしく背中を押して
16
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滝川昌之
豆に付く鬼のお面の不要さよかぶりし季節(とき)の重き偲びて
19
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蔓葵
この冬もはやくれなゐの梅の花かさねてにほふ雪のあけぼの
16
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由縁
草の陰雪は残れど暖かく 夜勤明けの夫床より這い出る
7
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新座の迷い人
晩酌に 妻の事など 思いつつ 注いだコップに 一滴かな
6
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夕夏
ほうりつとさわぐいぜんにしんじょうやきほんたいさくなくてじょうれい
5
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詠み人知らず
盆踊り健康に良いと聞いたから贔屓の歌手と東京音頭
7
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灰色猫
我が辞書の夢のページを折り鶴に届かなかった空へ羽ばたけ
24
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横井 信
飛び乗った電車の中を暖かな風のくすぐる春の広告
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