紫苑のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
木の側に居たいと思い再開す 御所の散策 夏日の過ぎて
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村上 喬
来るものと行くものたちが交差するスクランブルを夕立が濡らす
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粕春大君
星わたる天の槎も波にゆれ櫂のしずくの雨とふるらむ
11
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美津村
パンクせしタイヤ取り替へゐるあひだ光差しつつ虹立ちにけり
9
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松本直哉
ひといきに十の蠟燭ふきけして拍手喝采くらやみのなか
6
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へし切
蝉の声命つきるを悟るがに惜しみて生きよと吾を励まし
21
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夢士
トラブルの波に流され言の葉の忘るるうちに時過ぎにけり
18
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みなま
訪問者厭わぬ猫に洗濯機修理の人の立ち去りがたし
15
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みなま
蚊よけにとフード被れる我を娘はストレッチマンと指さして笑う
12
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みなま
ノリノリのヒトも大勢いはるよと猫にルンバをすすめてみてる
12
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紹益
夏休み しばし見ぬ間に 大人びて 憂いを宿す 君の眼差し
24
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紫草
朝露に足指濡らし畑にゆくオクラ咲くその黄の花の色
24
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falcon
雨に濡る青のすがしき朝顏のしづくをはらふ風は秋いろ
16
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へし切
らしからぬ夏の終わりは淋しいと残暑見舞の居場所をさがす
27
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へし切
夕闇をやさしくつつむ仄明かりおわら恋歌胡弓がむせぶ
29
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恣翁
空を行く月の音すら聞こゆなり 感覚をのみ研ぎ澄ませれば
27
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芳立
若き日は君にもありき年月に焼けたる紙の前衛の文字
10
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只野ハル
この時期にもう長袖が要るのかいチョットそんなのないざんしょっ!
16
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秋日好
暑かった夏を記念しとうきびを収穫できた秋雨の中
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みつむし
投票を済ませて眺む新校舎葉月晦日の秋茜飛ぶ
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