詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
いつまでも空になれない噴水はぼくらのかわりに泣いているのだ
23
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千映
庭仕事踏ん張ることの多かりてまだ筋肉痛翌日に出る
14
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へし切
五月雨の音さへ愛し思ひ寝にひとり音を聞く夜半の床かな
34
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詠み人知らず
脳老化 早める一番の原因は 本人があきらめてしまうこと
20
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野々花
朝露にズボンの裾を濡らしつつ歩めば優しきあなたに会える
24
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紫草
メロディーがいつも同じと娘言うそうかもしれぬわが鼻歌は
18
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詠み人知らず
郷愁のかほりかほる飲みさしの牛乳に足す父の珈琲
4
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沙久
「母の日は、沢山我がまま言ってね」と末っ子の君がエプロンをする
23
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石川順一
春雷は緑の日にある回顧する昼間が夜に夕暮れ晴れて
11
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恣翁
早乙女の 路行く人に 戯れに 泥放りけむ苗祝ひはも
17
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朔夜
名前あって名前呼ばれぬ雑草が抜かれる前にひそりと咲いた
6
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コーヤ
咲き誇るバラの園より立つ香り風に乗りては君に届けん
22
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紫草
理屈より先に反応してしまうわたしを捉える真っ赤な林檎
10
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inosann
「その人が終着点か通過点か確かめるには付き合うしかない」
25
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詠み人知らず
名も知らぬ道行く人の親切に 謝してぞ誰そに恩送りせむ
29
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石川順一
チケットを忘れて居たのを悔いる今あまりに遠き東京思ふ
14
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まあさ
万緑は 皐月の光に 輝いて 事務所開きに ふさわしい朝
19
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野々花
今年またペットボトルの風ぐるま注文入り作り始める
15
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inosann
謎かける「何か忘れちゃいませんか」は約束やぶった妻への罰なり
22
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リクシアナ
ゆく春を追えば虚しき桜雨ゆだねて凌ぐ今と知るべし
29
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