日向猫のお気に入りの歌一覧
平 美盛
頬染めて走る童の背中には夢の詰まったランドセル揺れ
18
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紹益
時ならぬ 寒波襲来 清明に 花咲き誇る 時にありせど
20
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みなま
はな筏 くっつきあったり離れたり流されるままいつか朽ちゆく
6
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たみお
傷雨戸 破網戸に 穴障子 亡き愛猫を 偲ぶ夕暮れ
2
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まぽりん
花さそふ宴の酔ひの手枕に名残りかすめる有明の月
35
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ほの香
限られた 時間に花を凝縮し 劇場型の 戀してみやうか
17
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紫草
しみじみと眺めてみれば可憐なる浅紫のうつむく菫
29
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桜園
強風で一夜に散りし桜花見るに哀しく涙こぼるる
13
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桜園
キジムシロ庭に可憐にさきはじむ見るにけふの誕生花なり
6
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桜園
亡き母の命日であるけふの日に母の好みしぼた餅そなふ
16
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桜園
満開の桜の中で逝きし母は心優しく家族愛せり
11
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へし切
逢いたいと夢の通い路歩むれど標なき道彷徨うばかり
27
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みやこうまし
歌詠みつ居眠りをする春の宵 御所の桜が夢幻に浮かぶ
9
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みやこうまし
夕なずみ近衛池辺の糸桜 人影絶えてしずしず散れり
17
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詠み人知らず
ツェペリンの黒い犬なら大音声 コミュニケーション 壊れて落ちた
7
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詠み人知らず
君のいう「限界」なんて甘え未満 それが証はその腹の油脂
13
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紹益
はらはらと 散りし桜の 花筏 浮きつ沈みつ 寒の戻りに
32
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片井俊二
そよ風に舞うこともなく終わりゆく桜花びらぬれ散る雨に
11
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夢士
桜花一夜の雨に散り撒ひて庭石に在り朝陽にひかる
13
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みなま
あの人が聴いてたラジオ深夜便 べつに引き継ぐ義務もないけど
11
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