島祝のお気に入りの歌一覧
光源氏
青柳の折りはへて鳴くうぐひすのみのほどにしるそそめきの風
11
もっと見る
高地えりか
若ければ全てよしとも思わねど、全てならぬは暴論のきわみ
3
もっと見る
高地えりか
「おぞましい」小説書きし本人が急先鋒にて泡とばすなり
2
もっと見る
芳立
からころもたつかりのかげ見ぬまにもきまつののちに花ぞあるべき
8
もっと見る
水中あやめ
唐衣きたるが止めば徒なれど思ひの丈をいかでたつべき
11
もっと見る
芳立
目にさくら口にあをやぎ香折りつつ耳にうぐひす鳴かぬものかは
10
もっと見る
有為
あかつきもおぼえぬ恋をひきつれて三月 春の地平線まで
10
もっと見る
光源氏
残りたる我が笛の音を思ふだに月はかたぶき袖もしぐるる
11
もっと見る
光源氏
時に見し君がみぐしのつやめきは遠山鳥にて明けぬつごもり
13
もっと見る
ケンイチ
夕景が霞み溢るる家路へと向かう人みな穏やかである
10
もっと見る
芳立
九つの竜のあらぶる浦わたり百万弗の灯はまたたかず
9
もっと見る
螢子
脳外科の待合室で待つ夫に「あの子かえして」と叫ぶ若き日
15
もっと見る
浅草大将
雨の夜にひびく霧笛はなが崎の港に浮かぶ灯もうるみつつ
9
もっと見る
浅草大将
久しくもふみも見ざればいと暗き学びの道にただ迷ひつつ
11
もっと見る
悠々
脳外科の冷たき廊下に佇んで開頭手術の息子を祈る
12
もっと見る
悠々
脳病みの男は哀しひねもすを歌と称する独白に過ぐ
10
もっと見る
薫智
ありがとうその温もりと優しさで今日も自分は生きていきます
13
もっと見る
芳立
砂まじる風にたをやぎ青柳の折られぬ春ぞ遊ばまほしき
11
もっと見る
芳立
先立ちし君のひらける旅路ゆゑただたづぬべき道とこそ知れ
10
もっと見る
光源氏
言の葉のはつれはつれのしがらみに答へてぞ詠む瀬戸の川風
12
もっと見る
[1]
<<
414
|
415
|
416
|
417
|
418
|
419
|
420
|
421
|
422
|
423
|
424
>>
[432]