島祝のお気に入りの歌一覧
螢子
使われぬままに金銀皺になる大好きなもの最初に食べよう
6
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浅草大将
穏やかに吹く春風のそよぎにぞ戦の文字はかくもかなしき
13
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浅草大将
うらみには渡りも合はで仇浪の随にこの身の沈むべきやは
5
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浅草大将
あしひきの山に越えゆく青つづら苦しき道に言の葉もなき
7
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光源氏
山の端にひそむ影とは知りながらまた逢ふまじき雲のみだれよ
11
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光源氏
我が閨はとばりも見えぬ奥ざまに人こそ知らねかわく間もなき
6
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光源氏
からころもきしてこそすれつれもなき春の限りの丈ぞ知られじ
16
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芳立
君生きて朝日子の透くみすずかる信濃の村のサナトリウムに
8
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山桃
羊羹の黒く分厚き塗り籠めの闇の中なる一粒小豆
9
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卯月
もう一度子供時代を繰り返すならば輪廻は希望しません
4
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山桃
そのかみの髻華に挿すとふ樫の枝紅き挿頭の新芽愛しも
4
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芳立
二十年の思ひ出のうた君が名の女におくる男やたれぞ
7
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山桃
白玉粉溶きたる中に大根を入れて焼いたは新しき味
4
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山桃
裾野ゆく淺き心のやまとうた踏み跡ばかりのいづら辿るべき
3
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浅草大将
雲浪につきぬ思ひを寄せかへる雁こそかけよおのが玉づさ
4
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山桃
見はるかすめぐる緑も春霞淡に染めたる薄墨の山
5
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詠み人知らず
一晩中鳴くカラスらにあらためて理由をきいてくれんか、志村。
8
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ケンイチ
みづうみに鳥唄ひたる春霞吐く息わずかに白く残りて
8
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浅草大将
山なみもはるかに高くとけ初めて里の花にぞ寄するあは雪
8
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浅草大将
なほ寒き七重がすみの夕暮れにけぶり一重を掛くる遠むら
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