KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
三月の凍えた波にさらわれた命に何ができただろうか
13
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夢士
土砂降りの雨音聞きて湯に入りぬ今宵の伊豆の風は冷たき
11
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コタロー
登校の一年生の黄色帽菜の花畑に染まつてゆきぬ
8
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コタロー
春風に羽根を廣げて舞つてゐる烏四五羽が弧を描きつつ
5
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コタロー
狹庭にて雜草たちのシンフォニー雀も鳴けば賑やかなりし
8
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コタロー
樹々たちも芽吹き始める春うらら散歩の犬も何處かウキウキ
6
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滝川昌之
男湯に「よく温まれ」と母の声 幼子一人 百数えおり
15
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灰色猫
あたたかな薦を脱がされ啓蟄のいろはの松は恥ずかしそうに
20
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うすべに
去る冬の風にほどけた赤い糸 きみの庵にも春の雪降る
20
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inosann
何処にか思いを馳せて開くドアー いつもソファーに座りし義母は
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新座の迷い人
桃の花 咲き乱れだし くちなしも 5輪位に 咲き出し始め
8
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夢士
夕闇に沈みゆく月眉の月孫と遊びし一日おえる
12
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幸子
開花待つ標準木を境内に守る社に人絶え間なく
12
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滝川昌之
旨そうな蓬探してクンクンとお前は団子を喰わないくせに
18
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横井 信
ムクドリの刻むリズムに春の陽をそっとさえぎる梅の花びら
8
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横井 信
里山の梅は静かに散り始め幼く鳴いた鶯のかげ
13
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へし切
武士のこころを見たりたたら鉄 出雲の里に春は来にけり
18
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松本直哉
震度六ゆれてこなごな姿見のひかり危き水無月のあさ
3
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もみじ☆彡
新しき 命は親と 違う顔 色とりどりに 八手花笠
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横井 信
たなびいた雲の向こうの春山へ小鳥の歌は目覚めを告げる
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