詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
キッチンの菜の花だって帰りたい故郷の春があったのだろう
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詠み人知らず
白鷺の舞おる畑の畔に咲くひと群の碧矢ぐるまの花
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へし切
恋しくも言はねばこそあれ岩つつじいくしほ染めつ深き色香に
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滝川昌之
新入りは「ウーロン茶で」と断って歓迎会中スマホ気にして
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ななかまど
寄る辺ない心のすみを埋めるよに山シャクヤクの花は静かに
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詠み人知らず
くたびれて今日を閉じれば天窓に瞬く星が「お疲れ!」くれた
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横井 信
手が止まり集中が途切れたらマウスが重い 珈琲飲もう
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秋日好
あれこれともしもに備える生活は己が身体を酸欠にする
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猫又五七
山笑ひさ乱れ髪を梳る朝挿頭の藤の末なる雫
7
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猫又五七
卯の花も心も腐す入梅の夜梳れど乱る髪の恨めし
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まろ
図書館の司書に恋して四年間大人の恋に寒暮悲しく
8
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まろ
伊予柑を剥く左手の指先は最初に春を味はふ器官
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まろ
エメラルド・グリーンの声「別れよう」土曜の朝に五月雨の降る
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まろ
疲労感眠れぬ夜に飲むものは睡眠薬とジンジャー・エール
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まろ
夜に咲く月下美人の気高さよ心を癒す女神とならん
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まろ
少しだけ指で広ぐるサンシェイド波の音さへマリーン・ブルー
7
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KEN
鈴蘭を浮かべた ディケム飲みたいと背中に爪立て君は戯れ
7
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KEN
身は濡れて翼震へる夜に耐へ燕飛び交ひ虹くぐる朝
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アガサ
暁に黒雲ちぢに島成すも 風が連れ去る天空動画
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へし切
この雨は卯の花くたし降りやまずいつか晴るるやこころの空は
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