詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
一人居の寂しさ募る五月雨の小夜は蜘蛛さへ友と思はん
7
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ながさき
白い月 東の空に 浮いていた モズが囀る 黄昏時に
33
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滝川昌之
一つずつ拾い集める落ち花は書棚へ戻す春の背表紙
20
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へし切
ひもすがら卯の花腐し窓の外あやなしとのみながめ暮らさむ
27
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己利善慮鬼
恋はいつも数ある春の一つにてまた来ることを問うべくもなし
8
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横井 信
果てしない時の流れに言の葉を浮かべて運べ電子の雲よ
15
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詠み人知らず
裏の裏 その裏また裏 おとな色に染まらぬ者は人に非ずや
4
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横井 信
鯉のぼり 青空望み揺れている泳ぎ疲れた姿にも夏
15
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千映
感性で付けた和名の花の名は都わすれと犬ふぐりかな
10
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ななかまど
母親の苦労すこしも思ふなく千の日々なる千首を詠ふ
13
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KEN
陽の落ちて浮かぶ山の背影白く花か霙か雨の信夫路
14
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アガサ
送られた京筍と蕗を炊く 春のパズルの最後のピース
17
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恣翁
熱き湯に 苦行のごとく身を浸し 息潜めつつ 顔顰めたり
17
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煩悩
成すべきを成さず成さざるべきを成し保健室に匿われており
7
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滝川昌之
午後二時のグラスビールはハンモックしばし揺られて瞳閉じよう
20
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アガサ
黒雲の流れる先は雨の国 五月雨恋し紫陽花のはな
7
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蔓葵
夏きぬとつげの枕もほしあへずほのぼのかすむ夢のかよひ路
13
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紫草
草刈りを終えて戻りしうしろ背の男さびしく履物を脱ぐ
13
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へし切
風にゆれ麦のかほりに夏は来ぬ音もかそけき緑の木陰
16
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秋日好
八重桜愛でる間もなく散りゆけば心の底でクッションとなれ
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