武蔵野のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
古き駅 少し歩けば 甘い香が 何も変わらぬ 御座候
5
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詠み人知らず
よく遊び 仕事を誇り 明るくて 太陽みたいで 雨に無縁だ
5
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可不可
お互ひ苦手ながら分け担つ家事 また少し母娘らしく
6
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灰色猫
感性の方位磁針がぐるぐると回り続ける霧笛航路で
8
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灰色猫
生き方の攻略本が積みあがる書店でひとつ人生を買う
12
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岩本菫
大根を煮たら母の味に似ていつの日か吾子に伝えたい味
8
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詠み人知らず
五年前 似顔絵に一言 書いてくれ 再出発 予言は当たりだね
2
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詠み人知らず
引っ越しが 近づいてきて 悔いはなし 胸が踊るよ さよならさよなら
6
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谷村思亜
苦しみや 悲しみから切り離される法 生きている事を忘れ去る事
3
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詠み人知らず
抱きついて 拳をボディに 喰らわせた ゴフッと吐いて 君の目が年を取る
2
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灰色猫
口つぐむ貝でもいつか玉となり恋する人を飾り守れば
8
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可不可
昼は金に 夜は銀に 見えたけど 血で洗ったら 水晶でした
1
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滝川昌之
梅雨の夜の寝汗シャワーで流したら同じ顔する朝の紫陽花
18
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詠み人知らず
大人しく 身体を休め 寝ていなさい もう帰るから すぐ鍵の音が響く
7
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灰色猫
大河さへ流れ移ろふものなれど泣くも泳ぐも楽しかるべし
7
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灰色猫
叶うなら初めて目にしたあの海がくれた広さで海を詠みたい
7
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灰色猫
宜しくと楚々と会釈をする君の伽羅の香りは今は限りに
6
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河のほとり
つひにわれひとり行くともその道は花咲きみちて楽しからなむ
11
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河のほとり
世をそむく草の庵の住みよさは玉のうてなになほまさりけり
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河のほとり
世の中のかなしき事を思ふとき風は野山にさそふとぞ聞く
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