螢子のお気に入りの歌一覧
まるたまる
そのワンピ似合ってるねと言われればただそれだけでとても幸せ
12
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詠み人知らず
降りしきる雪に埋もれたジュリアンのけなげにさけり冬の陽あびて
19
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栞
ちらちらと舞い散る雪を見上げればふたりの想い出舞い上がってく
9
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光源氏
携帯が「ユー・ガット・メール」と呼びかける返事は夕方にすればよいのか
9
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さとうはな
「恋」という文字の頁が哀しくも明るく見えた午後の図書室
14
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薫智
この想いたとえ幻想だとしてもきっと叶えてみせると信じ
6
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田中ましろ
真っ白なジグソーパズルを解くように道なき道の答えをさがす
15
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田中ましろ
積もらない雪だねまるで僕たちをひらひら笑うかのように降る
4
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田中ましろ
理由などなくてもそばにいるのだと決めた(もうこれは宇宙のルール)
8
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粕春大君
春立ちて降りくる雨はひさかたの天の河原のこほりとくらむ
20
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浅草大将
長き夜も吹く春風に咲く菜花草に急かるは食ふもよき哉
19
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林ユキ
花椿ほとり落ちればありふれた夢の終はりのやうな静けさ
27
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四季野 遊
煩悩と純愛の間を行き帰り除夜の音響いて渡る黎明
9
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四季野 遊
青麦の冬越えに似て踏まれつつ今日を迎えて昨日を送る
8
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まるたまる
東京の雪には傘が必要で濡れたコートの重たい家路
11
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まるたまる
逢うことが小さな痛みをもたらして心を氷河に閉じ込めにいく
17
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さとうはな
きんいろの麦畑に降る夜想曲 月のひかりをすくいとる指
18
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聴雨
さりげなき風花のごと華箋ありわが掌の中にひとひらの春
12
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さる
やわらかな陽につつまれる庭の木々残雪も消へ春香ただよふ
14
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きりあ
数多の罪を重ねては真夜中の枕辺で独りぼっちと泣いた
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