さるのお気に入りの歌一覧
ふきのとう
雪吊りのはずれし椿葉を広げ鮮やかき紅いくつもつけて
9
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詠み人知らず
避難所の小学校で開かれた卒業式ほどすばらしきものなし
5
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ふきのとう
ゲリラ雨これでもかといかり狂い自然の猛威にたじろぐばかり
11
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詠み人知らず
亡き母の化身か黄蝶とびかいて小指にとまる明日は命日
17
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詠み人知らず
薄暗き林道のふと明るみてコブシの花はさきいたりけり
11
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詠み人知らず
年単位原発冷却かかるかもこのままでは日本が危ない
3
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詠み人知らず
一面の菜の花畑にわけ入って春の匂いに顔をうずめる
10
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まるたまる
携帯を握りしめたまま微睡んで気が付けば君の電話を待っている
5
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詠み人知らず
迫りくる放射能の恐れからとぶようにうれし放射能測定器
5
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ふきのとう
日本中を元気にと歌流るるも原発事故は重くのしかかる
8
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詠み人知らず
よくたべて眠れる普通の体さえあれば何にもいらない私
8
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まるたまる
放射能の脅威感じる感じない二者に大きな隔たりのあり
8
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詠み人知らず
雨風や降雪にたえ本年もミモザ黄色き小花つけおり
8
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ふきのとう
わが腕で眠る幼の無心なる寝顔ながめてひとときの幸
8
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ふきのとう
くっきりと東の空に雪山は雄姿見せおり春遠からじ
13
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まるたまる
水俣のはるかオレンジ奇跡の実日向夏の樹に自然に実る
14
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只野ハル
見たままと思ったままの歌ばかりヒネリはないがヒネクレている
12
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ほたる
ぶどう酒の緑の空き瓶テーブルに昨夜の二人を閉じ込めている
13
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垂々
一番に幸せだった記憶だけ留めておける機能がほしい
6
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詠み人知らず
散髪をおえし夫の頭には苦労うかがいし十円はげあり
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