日向猫のお気に入りの歌一覧
桜園
すきとほるやうな桜はなびらに亡母のやさしさふと思いだす
16
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へし切
人なるは隙があるから好きになる弱音を吐けば気も楽になる
23
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大埜真巫子.
生きる為 言葉を紡ぐ人人の 切なさよ愛よ孤独よ夢よ
63
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南美帆
桜咲く堤防歩く九歳の彼は花より亀に夢中で
8
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大埜真巫子.
太陽を 見上げて笑うと神様に届くらしいから笑ってみよう
24
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みやこうまし
夜半の夢 ブラックホールで白い手がおいでおいでと手招きしており
10
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詠み人知らず
裏木戸の朽ちた蝶番抜けた螺 元気な草に負けたみたいに
18
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詠み人知らず
花冷えの入学式に臨む娘の黒きセーター袖丈ながく
11
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桜園
折々の自分の姿をうつしだす過去歌しみじみ読み返してみて
16
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小林道憲
つぎつぎと春巡りきて花は咲く 愁いの人を知ることもなく
16
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紫草
春時雨降りたる朝に狩りをするカラスの追える小さな命
16
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もなca
きみ逝きて四度目の春そこからも降りゆく花は見えるでしょうか
19
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桜園
花々をさらにきれいにきわだたせ夜桜見物心ときめく
13
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詠み人知らず
ROCKとは心を揺らすことだから 絵でも文字でも音でもええねん
16
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詠み人知らず
地下道の出口階段半ばには 街灯に滲む春の闇あり
13
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みやこうまし
誰彼に競わんとする修羅心老けて安らぐライバルの減り
16
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みやこうまし
「治る時も治らぬ時もある」と言う 医者は商人か「治らぬ」と言え
13
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みなま
一瞬に街崩れゆくさまを見るなすすべもなく夢から覚める
6
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inosann
駿河路を海にしらす漁 山側に苺売り嬢の手招き見ていく
10
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詠み人知らず
休日が休日でない戦士らは お骨になりて休日を得る
11
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