島祝のお気に入りの歌一覧
庭鳥
気がついて言葉にだしてくれるから会う度君に惚れ直すんだ
7
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螢子
送らるる宴に美酒の杯すすみ饒舌になる別れ惜しみて
9
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浅草大将
ふたたびの愛づる日もあれ花に鳥風また月にしばし別れむ
18
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光源氏
おしなべて花はさくらになしはてど散りゆくさまは一つだけにあらず
18
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光源氏
うつし世の夢ばかりなる手枕の結び果たせぬ露のなぞらひ
11
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光源氏
しのびねのわが宿にのみうぐひすはいつか來鳴かむきぬぎぬの朝
19
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山桃
帰り来て烏賊大根を煮かえせばしみじみ明るし我が台所
9
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山桃
夕暮れの青き風吹く崖の上暗くなるまで淋しみ居たり
5
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浅草大将
泡沫の夢も真珠となりぬべしいまはうき世の浪に消ゆとも
15
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庭鳥
自らを加減出来ない不器用と示す証拠はマメ残る手
6
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光源氏
たまゆらの涙の露と思ふれどなほたへがたき山茶花の夢
11
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庭鳥
突っ込んで聞いてみるのは躊躇われあなたの言葉「今のカミさん」
6
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庭鳥
店先に並ぶタケノコ寒風も春の証を隠せはしない
5
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浅草大将
淵も瀬も定めは知れぬあすか川流れの随に越えてゆくべし
11
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悠々
真鶴の夜の岬に立ちて見し海泡洗う晶子のみだれ髪
19
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浅草大将
うつし世の縁思へばかなしけれ結ぶを何故に契るとや言ふ
13
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悠々
泡の字は水が空気を包んでるならば地球も泡と知るべし
7
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山桃
開発の平らかなるべく斜面断つ切崖の間の自動車道路
6
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芳立
あの女が我を誘惑しをるのは好きだからいや結婚願望
8
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悠々
ひともじに泡と消えるかへぼ歌も名歌となるかこの分かれ道
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