島祝のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
木の芽時草木の新芽が張るゆえにその季節をば春といふらむ
17
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詠み人知らず
目がさめて雨の上がるに思ひ立ち露草撮りに野原に向かふ
17
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たんぽぽすずめ。
冬ざれへ草かんむりで蓋を閉じコンクリ割りぬさくら草かな
11
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浅草大将
ここにある幸を噛みしむ人の環に支へられつつ歌詠む我は
26
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薫智
見据えてる視線の先になにがある目線を合わせ猫と見ている
9
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悠々
名もしらぬ草にもちいさき花添うてたしかな春をわれに教えぬ
32
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山桃
早いかな今年の開花気になりて何度も見やる隣家の桜
5
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芳立
あまやかの言葉ばかりを求めなば友にはあらでロボツトといふ
11
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山桃
古里を離れぬ人の羨しきや幼きどちと共に老ゆるは
8
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芳立
無言歌の春のピアノの三分に思ひは迷ふままに草々
16
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悠々
木の芽萌ゆ天覧山の樹のかげの草を蓐にいだき寝しこと
11
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螢子
池の面に澱む泡沫かつ消えかつ波に漂ふ春の風ふく
12
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螢子
初めから何もなかったかの如く泡沫と消ゆ君との時間
10
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ほたる
明日のため塗ったマニキュア剥がれ落ち一人芝居と気付く指先
12
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芳立
わたつみの泡の吾が身の生くを見よ消え果つるまで消え尽くすまで
8
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螢子
泡沫と消えし君との日々想ふ綱渡りのごと時過ごしたり
8
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浅草大将
大空に変はらぬ夢を求むればなみだにかすむニコライの鐘
11
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螢子
朝ドラの台詞に勇気もらう我「夢はつかむもの」前進しよう
6
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螢子
我にまだ春は来ぬらし寒戻る浮かれし腰の悲鳴あげたり
6
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芳立
行く末とおぼえたりしをこしかたにすぎの末なるおぼろ月夜か
10
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