時計台のお気に入りの歌一覧
灰色猫
取り扱い注意のシールに取り扱い注意のシールを貼っておく
9
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茂作
君と逢ふ心ぞ辛き今日の日は 仕舞ひの時を如何に過ごさむ
14
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滝川昌之
モーグルの選手の膝は圧雪機コブ打ち跳ねるその上下動
11
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ななかまど
山の端へいまし沈まん冬の日がわれの肩へと朱の帯掛ける
10
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へし切
ウイルスは広ごる毎に変異しておるに 対処の基本を変えず
6
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KEN
來る春と歸らぬ春の搖れにけり 花柄の窓掛の影光に遊び
10
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茂作
此處こそは神の息する三輪の山 絲を手繰りて蛇にも逢はん
12
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滝川昌之
緊張で深呼吸などした日々の通り過ぎれば何と尊し
11
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恣翁
雪消せぬ坂の下にも春来らし 日射しばかりは 黄に温むめり
12
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横井 信
ひと粒の雪ははらりと舞い降りて犬のはしゃいだ写真が届く
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へし切
吾が妹と二人居ませばいくばくか 痒しこの背の閑かならまし
10
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ななかまど
山毛欅の樹は雪脱ぎおとし叫びたり熱き冬肌を剥き出しにして
10
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茂作
今はとて訪ふ人も無き故郷の 花の玉梓誰に求めん
12
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KEN
いにしへの 散り梅の音 過るかも 月を朧に 見せて吹雪けば
10
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へし切
老い惚れて 一つを為して また一つ忘れて 何をと己が身に問う
10
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滝川昌之
登山家の友のリュックにある空きは「ゆとりを持つ」の戒めの空き
14
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桜田 武
「高齢者ですからね」と案内ついに来る赤紙届く思いで講習に
6
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灰色猫
ちくちくと痛みに怯え逃げまわる青春なのかなこの子猫たち
6
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ななかまど
パティシエが飾るケーキをながめつつ糖尿とう語に心を制す
7
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へし切
春立つと戻る寒さに震えつつ 回る暦は春隣りかな
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