詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
真っつぐに 蜻蛉のように生きてきた 不器用なれど矜持と思う
19
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日向猫
とりあえず平和だなって思う日はたぶんなにかを忘却している
23
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inosann
ぐいぐいとシラス引く舟ゆっくりと輝く海を掻き分け進む
8
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もなca
ぐるぐるにマフラー巻いて何回も「好き」とつぶやく木枯らしの中
13
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へし切
菊手折り心は澄みて和むれば 遠く彼方に霊峰の不二
9
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日向猫
人生のエッセンスはと問われれば 溜息and all that jazz
15
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のの子
水色の音をはずませ駆けてくる出会う前からもう好きでした
13
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日向猫
モノトーンの葉書が届くそのたびに知らざる日々の重きをはかる
28
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inosann
古民家の佇まい残す客宅でひめ柚子二つ手の平に貰う
17
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日向猫
滑り台の手摺りに残る忘れ物ちょっと湿った毛糸の帽子
18
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みやこうまし
木葉散りて細きさ枝の隙間から 暮色の空に弓張の月
20
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へし切
なにげない 風をよそおひ 葉音さす桜紅葉の 秋を戯る
14
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inosann
雨上がりの青空映せし水溜り歌にせんこと思い起こしぬ
9
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へし切
雨上がり 雲間に空の 夕映えて並木も街も 影絵となりぬ
22
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日向猫
ビー玉が カツン と落ちた側溝のコンクリートの蓋は冷淡
17
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詠み人知らず
秋風に吹かれて落ちるひとひらのうつろう色を知る人もなく
19
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へし切
風に舞う 木の葉の色は 黄金色頑張る僕に 秋のご褒美
12
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日向猫
のびをする猫の背中の曲線をするするすると滑走したい
16
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村上 喬
ありし日に幼き友は召さりたり玄関先に「忌」の札ゆらして
16
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へし切
庭垣に 山茶花散りて 真白きに かさね見るのは 君いない冬
8
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