詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
まどろっこしい嫗の脱線話にも堪え 葬儀屋は営業スマイル
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詠み人知らず
雨もよい少し寂しいそんな夜は 古里の山遠き日の夢
18
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KEN
瀧越えて水尾枯れるまで濡れ行かば天へと誘ふ八重の石楠花
14
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滝川昌之
持ち上げて挨拶になる礼になる雨の季節の傘の会釈は
26
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へし切
居並んで頭を垂れてお詫びする上辺ばかりの言葉が虚しい
19
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藍子
カナリアも言葉を忘れた歌詠みの力になれず身をすくませる
23
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千映
着ない服母が洋裁ばさみにて切り刻んでは油拭きにす
13
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夢士
雨音の時に激しく梅雨の雷咆哮ひとつ一陣の風
19
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横井 信
語らいの間合いをそっと見計らい水に浮かんだ氷をつつく
16
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千映
赤茶色石州瓦の眩しさが高速走るバスにも届く
14
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夢士
真夏日の空を蔽ひし梅雨の雲一夜明くれば憂鬱の雨
13
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滝川昌之
ナビを消し窓を開ければ懐かしい生まれた町の風が導く
27
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千映
玄関にガラスぐい吞み飾ったら本格的な夏が到来
13
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詠み人知らず
寝てるしか無いときがある知覚する全てはうるさく薬でごまかす
7
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千映
黒糖の飴玉一個口に入れ今日の介護の終止符とす
17
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へし切
水鳥の浮き世を憂しと浮世川 時の流れに漂ふばかり
25
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秋日好
空き巣箱覗き来る鳥それぞれがあの子かと思う 薔薇は満開
20
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KEN
しのぶ山月無き夜半の黒翳に染みる鳥の音何を求むや
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ななかまど
松芽つみ長き梯子にまたがりて父の習いをなぞる梅雨前
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詠み人知らず
はははははやはり若くはありません 一昨日の疲れ今日はぐったりです
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