灰色猫のお気に入りの歌一覧
恣翁
寝室の窓ゆ見下ろす 枯れ残る秋桜の色 目に沁むるかな
20
もっと見る
まつり
濃密なバニラの香り満ちる森 少女は醒めない夢を彷徨う
6
もっと見る
ミツ子
あたたかな言葉だけしか紡がないそのくちびるに紅をひかせて?
6
もっと見る
葱りんと
貧血で 万年倒れる ヴァンパイア 血が欲しいのです 情熱混じりの
6
もっと見る
みつ
東京の夜空は少し寂しくて それでも僕の故郷なんです
8
もっと見る
へし切
秋ふかみ野山彩る花紅葉いまを盛りと朱に染めゆく
20
もっと見る
あふひ*・○・*
七五三 紅葉のような 手をひいて天神さんの 石畳を行く
12
もっと見る
あふひ*・○・*
幼子が祈祷の意味も分からずにそれでも最後一言「ありがと」
4
もっと見る
みつ
マフラーをリボン結びにする程の 些細なあざとさ君に届けよ
4
もっと見る
みつ
こぽこぽと酸素が溶ける音がする キャンセルされた水族館で
4
もっと見る
みつ
大丈夫と冷たいトローチくれた君 枯れた声の理由も知らない
6
もっと見る
朔夜
完熟の赤いトマトを水に沈め透かしたような秋の夕暮
6
もっと見る
夕夏
せとぎわもしゅをまもらむとおかすつみみこころのまましをみつめつつ
3
もっと見る
もり
かじかんだ手先がどこか遠くまで出かけ帰らぬひと思わせる
13
もっと見る
夕夏
「あのひとよりもおとっているものは」に「としだけ」といううらわかきひと
3
もっと見る
ハナアルキ
脳みその先のことを考える細胞とかを全部殺したい。
5
もっと見る
和草
悔しさも冷たい夜風にほどけゆく ライト眩しき星のない町
14
もっと見る
詠み人知らず
別段に人恋しくはないけれど もう一杯で 崩れるかもね
20
もっと見る
詠み人知らず
筋肉は持って担いで運ぶため 見せるためなら 単なる瘤よ
10
もっと見る
桐生賄
「ばぁちゃんにキーホルダーとカステラでクラスメイトは・・」お土産沢山!
10
もっと見る
[1]
<<
3937
|
3938
|
3939
|
3940
|
3941
|
3942
|
3943
|
3944
|
3945
|
3946
|
3947
>>
[4551]