詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
浅草大将
いと深きかすみの奥は知らねども何がながたの仇の花ばな
3
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横井 信
散歩には 冷たい風が 吹く朝だ 猫に出会った道を選んだ
10
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蔓葵
待つことのひさしに残るさくら色をふりすててゆく春の小車
9
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翠燕
春雨の 降る中ひとり 散歩道 傘に花びら はかなき紋なり
8
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翠燕
いつの世も 淡き桜に 想ひよせ 恋衣に 重ねむ少女や
7
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真如
花びらの 部屋ぬち訪なふ 昼下がり 現身とほく 遠くなりゆく
7
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月虹
きつちりと葉桜となり早緑の風吹く恋も第二ステージへ
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鳴海
「待って」って言うのはやめる ポラリスは人ではなくて遥かなる星
4
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千映
即席のビニールハウスの花見席暖とりながら乾杯の宵
11
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もなこもち
桜咲く古墳の上のにぎわいに古代の人も目覚めて笑う
9
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矢車菊
風凪ぎてきみの不在に訪れるしづかな春にさくら手向けむ
15
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矢車菊
きみといふ花束そつと抱きとめてぼくは真白きリボンとならう
11
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矢車菊
何処かにあるのだらうかこひびとであつたあの日の風のきらめき
14
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矢車菊
さよならを言わずに去ったあのひとの真実ひとつ花は触れきて
12
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矢車菊
てのひらに切手のごとくさくら触れてきみに手紙を書こうと思う
16
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ななかまど
ピピと鳴るタイマー音にこと失せてもやもや過ぎる三十五分
5
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詠み人知らず
星屑を散らしたあなたの背中へと 手を伸ばすのに届かぬ真実
5
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詠み人知らず
空の色 海の色とか 太陽の明るい色を吸収し息
5
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詠み人知らず
柔らかなあの人の歌 聞きながら 桜と緑の 春、おいかける
8
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石川順一
赤飯はテーブルマーク塩味は既にあるのに塩振りすぎる
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