詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
川筋の彩り映ゆる芝桜川風切りて燕の行く
16
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クロネコ
京を踏む 人の姿は 変わりとて 賑わい変わらぬ 太古も今日も
5
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クロネコ
春注ぐ ゆく道に芽吹く 花々が 初々しい子供を 眺め微笑む
6
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深谷真雪
流れ落つ水の姿に似て藤の花房あまた連なりて咲く
8
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詠み人知らず
逆風に怯むことなく黙々と 大黒柱は坂道のぼる
13
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北窓
うららかな春が私を苛んで赤信号に加速してゐる
5
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千野鶴子
身の内に日だまりのよな幼さを抱えて君は今日入学す
8
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KEN
ペルセポネーすすり泣くよな雨の夜は背中を丸め思い出辿る
11
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詠み人知らず
荒ぶるも落とし所を探らねば 吾が耳となり伝へつれども
10
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び わ
結婚し月日は流れて五十五(いとい)年互いに支え険しき道も
6
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夕夏
さくらちるころいったちちぼんさいにみずはやらないははをおもって
6
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聴雨
舞ふ茶葉の鎮る朝のティーポットやすらふ時の間に匂ふ
8
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聴雨
櫻葉の日ごと夜ごとに青ましてゆく花々は木下を照らす
7
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ななかまど
一枚のきっぷに込めた旅心 好奇心だけレールに乗せて
7
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聴雨
連綿と落ちて舞ひゆく桜花思ひ起こして仮名に向かはむ
8
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詠み人知らず
曲がらない我を持つ事は柔靭なものを傷付け砕いていくこと
9
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詠み人知らず
あの夜を走る心臓そのままの風が吹くのです彼を壊して
8
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詠み人知らず
やわらかに微睡む繭の弾力をまばたきで押す自由なちからで
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千野鶴子
とりどりに視界を埋める色が増しはなもももくれんれんぎょうさくら
4
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片井俊二
はらはらと桜花びら風に散り剥がれ始める春の欠片が
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