たけくらべのお気に入りの歌一覧
夢士
寒気さり小春日のなか散歩せむ夕焼けの空に歌口ずさみ
18
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あふひ*・○・*
家路着き天邪鬼との根競べどなたか知恵を貸してください
22
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詠み人知らず
鮭の皮 食べる食べない分裂し 打打発止 刃の笑い
17
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コーヤ
嫁ぐ娘の楽し言の葉舞っているラインを読んで安堵の心
13
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らむね
冬空にふくら雀がとまり居り背中丸めてわが家へ帰る
5
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月虹
アクセルは緩めず坂を登りきるその先何が待っていようと
27
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ゆりこ
スケボーをガードレールに引っ掛けて被り直したキャップに自由
11
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夢士
テカテカのパックに入りて鏡餅黴は生えねど趣のなく
18
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灰色猫
繋ぐ手の 温もり残る なごり雪 冷めないように ポッケに隠す
40
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恣翁
鳥の羽根 打ちたるごとき梭の音を 慕ひて覗く手機工房
19
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あふひ*・○・*
其処此処に雪起こしの風巻き上げて寒波は暫し座する積りか
8
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清泉幸春
隔てける八重の村雲晴れ渡り今差し込むる光なるかな
6
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清泉幸春
伊勢の海入日の果ての波の上の朱に染まるる志摩の遠影
6
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清泉幸春
白雪に埋もれて年を越しながら子の日を待てる浜の若松
6
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詠み人知らず
極寒の商店街の真ん中に 社会鍋だけ 置かれていない
14
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千映
吾を想う量りがあれば見てみたい日々の変化もきっとあるはず
13
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恣翁
細棹の塵を払ひて 音締めをし 忍ぶ恋路や 爪弾きてみむ
22
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ゆりこ
誰もいないヨットハーバー寄り添って歩いた風を忘れはしない
22
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夢士
鳩群れて風避けビルの片隅や首うめ込みて胸膨らませ
18
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夢士
寒風の夕暮れ時の待ち合わせ冷えた体に熱燗ひとつ
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