KENのお気に入りの歌一覧
横井 信
柔らかな夏の日差しに揺れている枝からひとつ舞うみどりの葉
12
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滝川昌之
冷まし湯でいれた緑茶はほの甘く亡母はこんなところにもおり
20
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まりこ
わたしだけ地面に足をつけれずにふつうに歩くふりをしている
6
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へし切
父になる 明日という日がひとつが増え 己の「責任」 嬰児の「将来」
18
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つゆふみ
千年の歌をつるぎに 二十振り核の竜討て 二万年後に
8
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つゆふみ
日暮里は歌舞伎町より厳しめに風紀を守る 来年の夏
5
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つゆふみ
ふさいだよ コンクリートの「ひつぎ」にて霜月祝う 戦勝の日を
8
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灰色猫
しょーもない男に育ってもーたけど愛してくれるかーちゃん好きやで
24
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うすべに
まだかなと待てば鳴かないほととぎす 知らぬ顔して見上げる夜空
9
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詠み人知らず
一陣の閃光走り初つばめ令わし大和に吹く風薫る
13
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滝川昌之
そのだるさ五月病かもしれません早めの休暇が処方箋です
20
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コタロー
電柱の一番上に巣を作る雀が我に鳴ゐて威嚇す
8
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コタロー
明易し町を歩けば野良猫が何か食べつつ我を見つめる
5
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コタロー
坂道を自轉車漕いで投稿す女學生等の呼吸の激し
5
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コタロー
朝風呂の後の散歩の清々し風に吹かれて空飛ぶここち
18
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まりこ
やわらかいとこだけ選んで食べていい眠るまぶたの薄緑色
5
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デラモルテ
木漏れ日を走る數瞬月滲み汗の引きゆく初夏の夕暮れ
11
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リクシアナ
小児科も産科も閉じて中庭の黄のシーソーに花の降り積む
18
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へし切
春くれて山はほのかにあさみどり色をうつして咲ける卯の花
26
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横井 信
咲き誇るつつじの小道 健やかな歩みにそっと風が寄り添う
17
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