詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
田一面かよわき早苗おちついて 思いは秋の黄金のみのり
8
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千映
母の日の花買う余裕なき時代学校で配布赤白造花
13
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コタロー
颱風にコンクリートは毀れぬれど搖れて折れざる竹になりたし
6
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滝川昌之
病室にカーネーションはいらないと強がる貴女の背中が泣いた
33
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千映
サボテンの行灯仕立て花の数増えて努力の報われし今日
14
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沙久
顔見えぬお客さまとの電話でも身振り手振りに最後はお辞儀
22
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夢士
蚯蚓鳴く?ジーと鳴く声なんの声螻蛄とふ虫と子の親知らぬ
19
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千映
玄関に飾りしガラスぐい呑みが友の長き愚痴を聞いてる
12
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へし切
たちばなの花の香かげば懐かしき忍びしひとの袖の香ぞする
37
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藍子
白き波たてて流れるその川も生まれた場所は小さき清水
27
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藍子
母の日に何が欲しいと聞かされてスリッパと言い娘呆れる
19
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inosann
人生の残り時間を思う朝どんなドラマで舞ってることやら
21
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詠み人知らず
時として自分でさえも間違える 己が心の強さ弱さを
26
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恣翁
墨染の妓楼に寄るな 寄るからに 梅の香に酔ひ 醜女に眩む
22
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恣翁
「何事も難し 悪しと伏目がち あはれこの子よ 直ぐしてよ」とよ
15
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まあさ
雨ごとに 近づく夏色 眺めつつ 踏ん張っている 春の草花
27
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灰色猫
風吹けば君は太陽もう僕は弾ける間際のシャボン玉だよ
26
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灰色猫
花香る白きブラウス宵闇に筋書き通り汚されてゆく
19
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灰色猫
家庭内に偏見があるのは辛いこと心の傷はひらき見えない
21
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ながさき
釈尊は 末法の世の 人々に 生きる勇気の 教へ遺せり
25
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