文麿のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
いきなりの夏スタイルに戸惑うも日傘とおせる日差しの強き
9
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偽嫁
土塊を押し退け覗く春の芽は得意顔した土筆坊です
14
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みなま
現在のこの傷みさえ和らげぬ 理屈ではなく安らぎがほしい
10
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春咲
花の名を 伝ふることは かなはねど せめて届けむ 恋ひし君へと
16
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まりこ
「大丈夫?」「大丈夫」ってやりとりが瞬く電波みたいだね、夜
5
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まりこ
君の目が僕を見てるというだけで なんでもできる さよならさえも
9
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まりこ
理科室のカバー硝子を一枚も残さず砕く静かなる午後
9
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まりこ
すこしだけ、触れてもいいか?きみの髪 一瞬だけが永遠になる
6
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まりこ
息を止め枕を抱いて待っている朝日よ全て燃やして捨てて
8
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詠み人知らず
「過ちは繰り返さぬ」と原爆碑 われらが何をしたといふのか
24
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紫草
汕頭の日傘のうちを過ぎゆきし母の肩の辺に涼風の立つ
18
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もぉりもり
暮れながら暮らしていこう抱きあえば置いてゆかれた星が光るよ
4
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桜園
新緑の中に噴き上ぐる噴水にはしゃぐ子の声初夏近し
18
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もぉりもり
なんでも屋みたいな愛がめぐってる街にはこわれものが多くて
3
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杜若 撫子
恥ずかしい程に私は嘘つきで勘違いしてた「幸せにする」と
4
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桜園
雨の音鳥のさえずり聞きながら眠れぬ夜もいつしかあけゆく
23
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桜園
雑念をとりはらいたく一心に新緑撮れば心落ち着く
22
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みなま
このいたみから彼が解放されるなら 死すら優しい友かもしれぬ
15
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聴雨
月影の中にただよふ愛しさを如何に綴りて君に捧げむ
12
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遠井 海
向いてないながらも母親業をする自分のために買うカーネーション
24
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