舞 のお気に入りの歌一覧
美津村
経を読む僧のうしろに座りゐて父の忌今日を心ふさぎゐつ
7
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絮谷新
鬼灯に風鈴ひとつ吊り下げてチリンと鳴らす朝の白南風
14
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千映
三発の花火で知らす町内の祭りの手伝いイザ出陣
10
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へし切
梅雨明けて今日も沖より白南風の吹き来る空に雲わき立ちぬ
20
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絮谷新
蝉しぐれ降りし廃墟に溜息を吐きて眺むる向日葵畑
11
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沙久
気付いたら 同じ歩幅に なっていた この二人だけの 時間よ続け
16
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萱斎院
きみ去りし小夜ふけゆけば夕顔の ひらく音だにほの聞こゆらむ
9
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夢士
夏空や大汗掻きて蝉しぐれ歳相応に途中休憩
19
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たけくらべ
陽炎のもゆる彼方に去る人を夢まぼろしと思ふ夏の日
18
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人三昧
青き夏 仏の顔の 遍路たち 一期一会の 麦茶なりけり
5
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コーヤ
夕陽照る川辺の道に夕化粧もの言いたげに我を見上げり
21
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葱りんと
男子中学生の 恋バナ肴に 酒を飲む 青い春ナリ 飲みすぎちゃうよ
9
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リクシアナ
ひと夏のかぎりの花を敷きつめて美瑛の丘にけむる霧雨
24
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絮谷新
棧橋の電飾燈る海岸に寄す波音の留む名殘り日
14
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秋日好
その彼とちゃんと結婚してるんだそういう彼の笑顔が可愛い
10
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千映
物言わぬ木々達だから愛おしい手抜きの水やり謝る朝に
10
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リクシアナ
翼ある身にも乱れる海猫の夏に哀しき小雨の小樽
24
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Chico
石垣に偃したればのんのんと播州平野渡る群羊
18
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秋日好
寝待ち月高くにありて訪れる恋の姿を想像してみる
19
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詠み人知らず
薄曇る空に併せて鳴く蛙濃道いそぐ子等の唄聲
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