灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ご贔屓にして下さいねと背に触れる 小料理「京子」女将は「ひとみ」
14
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ことほ(言祝)
気の合わない人は人生の師として穏やかな日々を過ごしましょう
5
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ゆりこ
譲り受け愛でるカップは幼き日 憧れ眺めた茶棚の異国
10
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まぽりん
木の実にも時雨ふるらむ育みし柞の森のかれぬる秋は
37
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香月春
最初からここにはいない笑っても泣いても君はあの子を見てる
6
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へし切
すぎ来にしむそじの春の夢のあと めぐる思い出 恋ひそめしころ
25
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詠み人知らず
テーブルに真珠のピアス片方を 即物的に 忘れた彼女
18
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ゆりこ
できるだけ素顔に近い化粧しか したくないなんて初めてのこと
11
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仲島未音
口笛と今でも残る傷跡と愛とモンサンミッシェルの朝
5
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仲島未音
燃えているひまわり畑 気になってメールしましたお元気ですか
7
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野々花
月明かり眩しき夜は窓辺にて木々の影絵を暫し楽しむ
17
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野々花
角取れてまあるくなりし大根を労るように甘味噌を塗る
14
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詠み人知らず
隙間から初冬が忍び込んでくる ドア好きたちは 手をポケットに
15
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矢車菊
きみの声聞いていたくてまたぼくはますますしどろもどろになって
19
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永草御行
ガラスからわたしを睨むのもわたし 電車は地上へ多摩川を越え
7
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本能寺
澄んだ空 おうオリオンか久しぶり ようやく上を向けたみたいだ
20
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詠み人知らず
恋の火をあの目この目の軟禁に この胸の内伝えるすべなく
4
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うめ
少しだけ眠るといいよ 神様が白の毛布を掛けてゆく 冬
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富鴨
ハンバーグああハンバーグハンバーグ明日誰かが幸せになる
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白黎
懐かしい味がしている 海のような味だよ頬に伝う涙は
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