灰色猫のお気に入りの歌一覧
野々花
さよならも残せず風に拐われた今年最後のもみじが匂う
11
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桐生賄
寒がりの娘 愛用プーさんの毛布はなんとジュニア用なり
7
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あふひ*・○・*
木枯らしが朽葉のシャワー降らせたり箒持つ人ただただ見上げる
8
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ながさき
身命を 惜しまず法を 追い求め 雪山童子 仏陀となりぬ
13
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香月
檜扇も仰げば神代の聲渡り常世の思ひも天を染めゆく
4
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まぽりん
あき果ててかれゆく人を留めかね我が身にしむるこがらしの風
37
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詠み人知らず
福井から小雨が落ちて金沢で みぞれになって 大気が切れる
9
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雛乃
やさしげなあなたの声を聴くたびに無条件にすきだとおもった
7
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雛乃
自らの魅せ方をよく知ってるからあの人はきっと 美しく在る
4
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富鴨
先端の欠けた十字架明らかに人の不幸を喜んでいる
3
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コーヤ
ゆっくりと点滅見せて華やかに心潤すイルミネーション
9
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只野ハル
火の気無き部屋でパソコン前にして歌詠めぬまま冷える指先
17
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林林
一日にたくさんのことは出来ねども今日成せた事に感謝する夜
16
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只野ハル
初雪の薄衣覆う紅葉の新聞写真見る寒い部屋
8
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Cてふ太夫
死に瀕しもがく子のため病床に背丸めたる父通ひけり
7
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只野ハル
雨の降る冷たい夜に届きたるマイナンバーをそのまま仕舞う
12
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Cてふ太夫
生きたひと泣き叫びたる子に父はただ不噐用に手を握り締めたり
10
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Cてふ太夫
弟と父を送りしこの三年死とふ次元が身近になりぬ
6
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うめ
街の灯は冷たく綺麗 せつなくて家路を急ぐ早く会いたい
8
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詠み人知らず
恋しさの源が種の保存でも 神の配慮は なんて素敵な
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