灰色猫のお気に入りの歌一覧
河のほとり
上野のみ山の里に雪ふればさらでも人や易く訪ふべき
7
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もり
夕暮れと夜の間が近過ぎてプリッツの端ポキポキと折る
6
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只野ハル
ただ寒く夜更けてひとり寒いねと独り言する寒い寝床で
14
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只野ハル
約束はいつとは言えずただ待てと言いて苦しく聞きて哀しく
11
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只野ハル
座す人を永く待ちたる片隅のベンチに触れてその思い知る
12
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うめ
花園は季節はずれで私たち世界でふたりきりのようです
3
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千映
寒いねと君がいうから寒いねとそんなに寒くないのに言っちゃう
10
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千映
山茶花の花びら落ちてこの季節一瞬侘しさつのる時ある
10
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千映
なぜなのか今夜の夕餉居酒屋のメニューばかりで埋め尽くす
7
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まぽりん
千年経ていま雅びかによみがへる源氏の絵巻あはれなりけり
28
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あふひ*・○・*
顔つねり足で蹴り入れ泣きながら私の手を舐め眠りに落ちた
6
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コーヤ
華やかな装いいずこ城の山枯れ葉の山に吾が老い感じ
11
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コーヤ
落ち葉降る森の古道を通りゆく冷たき風に冬を感じて
16
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あふひ*・○・*
忘れてたふと蘇る情感に解放されず立ち尽してる
9
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恣翁
汚れたる手拭ひに似て 分譲の招きは 棹に縒れ纏はれり
13
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桐生賄
暖房の使い過ぎかな ブレーカー落ちて慌てて 節電したり
12
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詠み人知らず
運命を狂わす程の恋心女はいつも胸に秘めてる
11
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前田沙耶子
宇宙にて父の遺骨をばら撒いて銀河鉄道の始発を待った
7
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詠み人知らず
母さんの蕪の浅漬け再現し 不在の生姜 走って買いに
16
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ながさき
皆様の 日々のおうたを 読むことが 日課となりて 日々を楽しむ
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