灰色猫のお気に入りの歌一覧
コーヤ
冬枯れの寂しき庭に千両が見得切るように赤い実つけて
15
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コーヤ
物言わぬ花木といれば安らぎて重ねし老いも忘れる如き
12
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野々花
本日は今年最後の検診日何事もなく少し安心
8
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まつり
この街の果てにある海 うつくしい涙がすべて流れ着く海
7
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只野ハル
テーブルに置いた肘には食べこぼし落ちティッシュで拭きつつ食べる父
6
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只野ハル
特売の季節外れの麦茶買うカフェイン無くば指も痛まぬ
17
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只野ハル
食べても食べても口癖の腹減った止まらぬ母にこれで最後と
13
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只野ハル
溢す漏らすは想定内なれど限度超えればキレる事もあり
8
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只野ハル
何枚もティッシュを出して何回もテーブルを拭く父の習慣
6
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わたこ
焼き芋を 温めなおす トースター至福のときが よみがえります
3
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詠み人知らず
度の過ぎた馬鹿正直と云われても 父の遺産を 引き継いでゆく
16
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愚と楽
本年のニュース様々ありますが 春にたたいた うたのわの門
9
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愚と楽
目のはしに いつも見えてた「お気に入り」 うたのわ開けず はや12月
8
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もり
電飾の星にお願いすることは耳当てのよう なくていいこと
7
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千映
親友の夫四人も天国に辛い涙と添い寝の日々か
9
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みやこうまし
やれやれとおもえば重き人生や まだまだと思い己を叩く
15
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ゆりこ
なめらかで艶やかな髪 今もなほ家内と呼んで褪せぬ黒髪
12
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緑里
もういっそ全て爆発させたくて爆弾探しに丸善へ行く
4
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糸井 紫
右ポッケ 叩いてみる度 粉々に 砕けて消えた クッキーの夢
5
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わたこ
窓辺から 青空垣間見えたのでしばしお外で 深呼吸する
5
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