灰色猫のお気に入りの歌一覧
妖本ユキ
透明な空気だけれどそこにある 今朝は際立つ養老山脈
3
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へし切
冬ごもり春に知られぬ花咲けば木の実に霜のふりかかるかな
25
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晃
君といて歳を重ねるうれしさよ 君の鼻先に老眼鏡あり
9
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千映
キッチンの役目のしない部屋いる薬缶の湯気の音響くだけ
9
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風船人
生き逝きて六道廻る我ならんそれでもよしと経本捲る
5
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風船人
夢や希望語らう齢は既に去り今日生き明日逝くことのみ思う
9
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只野ハル
限界を超えた五年を耐えに耐え君に逢わんと軌道を変える
20
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ゆりこ
眼前にはだかる壁は乗り越えるため 自ら願い生まれてきた
6
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あふひ*・○・*
黙々と余計な事はさて置いて蟹の身を剥くただ黙々と
15
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詠み人知らず
夕焼けも 夜明けも来なくなった人 時は停止し 進むは風化
13
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さゆ
求めれば助けてくれる先生や何でも話せるああ其れ幸せ
6
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さゆ
「親離れ」ではなく 感じるものはただ「先生離れ」の必要性で
4
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たけくらべ
基督の聖なる血にもなぞらへてポインセチアの赤ぞ眩しき
7
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まつり
目覚めない白雪姫と死体しか愛することが出来ない王子
4
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詠み人知らず
座席から過度の暖房立ち上ぼり ローカル線は 居眠り誘う
13
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緑里
侵されて毒され犯され汚されて救いようのない愛に生かされ
2
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うめ
美しい夕焼けみれば「まあいいか」思う私はなんてお手軽
12
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みやこうまし
深き夜に歌詠みながら沈みゆく深海魚棲む無の海底に
18
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林林
炊く前にお米に一礼手を合わす八十八の手間を思ひて
22
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林林
葉の皿に木の実を盛って小枝箸秋から冬のおままごとかな
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