たけくらべのお気に入りの歌一覧
あふひ*・○・*
僧侶達の応援を背に八つ橋を喰み掛け走る都大路を
19
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河のほとり
草そよぎ人やかよふと呼べばただ風は名もなきものとこそ知れ
16
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桐生賄
君を待つ 車の中から 見上げてる 二月の空の 眩しき青さ
16
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明月
夜もすがら 朧月夜へ 思ひ馳せ つきみにこがる 時ぞかなしき
12
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リクシアナ
なごり雪 揺れる櫟の吊り枝に 映える錫色ヒヨドリの羽
17
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デラモルテ
春雨の上りて射しぬ朝影に東風吹きわたり叢雲飛ばす
15
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リクシアナ
流行り風邪 桃のつぼみも妄想も膨らむ春の風物詩かな
18
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麻
ちくちくと懐中時計の歯車のひと歯の間にも歩む世の中
14
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灰色猫
吹き消せど 燃ゆる魔性の 火を抱きて 人は恋路を 彷徨う運命
46
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秋日好
薔薇の棘入った指でする家事はひと傷つけた悔いに似ている
21
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リクシアナ
星ならば瞬いてみよ 風ならば囁いてみよ 何処に在りや
17
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詠み人知らず
いつになく長引く風邪の諸症状 なんなら恋の 病でもいい
18
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詠み人知らず
うたひとつこころにめばえはしりだすあなたをはるがおいかけてゆく
16
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へし切
人間に春いたりなば野の花は小さき命の咲く時を知る
29
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月虹
泣きながら僕らは生まれ出でそして涙の中でさよならをする
30
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デラモルテ
春雨に色まさりけり梅の花野邊もうるほふ春は來にけり
17
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コーヤ
香り立つ瓶にさしたる一枝の梅と語らう寛ぎの昼
30
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恣翁
吸ひ止しの煙草の灰は 灯に白く光る畳の目に零れ落つ
21
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コーヤ
そそがれる陽射しに温もる蕾む梅ゆるりゆるりと花びら広げ
21
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リクシアナ
水色に伝書鳩飛ぶ朝の空モノクロームの季節去りゆく
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