三沢左右のお気に入りの歌一覧
氷魚
心からおめでとうって言えなくてそれだけでなく少し呪う
6
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庭鳥
萩花はいつ散るのだろ駅急ぐサイクル起こす風に揺られて
9
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七色コイン
いつだってラヴ注入をしてるのに、 どうして泣くのそっと教えて
10
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光源氏
たらちねは何処にありて迎ふるや三途の川はいまだ見えぬに
8
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トーヤ
進むべき道などただの幻で崩れ落ちてく足元と今
11
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白亜
あなたしか描けない世界があるという当然がたまらなく愛しい日
8
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白亜
胸をばっとひらいて息をしたい。あぁ、あなたを愛してしまいそうです。
9
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芳立
たえぬ瀬の音にはきかずあき雨をあつむるほどに涙あふるる
18
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ふきのとう
妹からの電話の声は母に似て残る余韻にそっと受話器置く
17
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はな
しあわせなあの子もきっと来るはずの同窓会にケリーで出向く
5
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浅草大将
あきにして花の心をみや島にひと目千本のもみぢ散りつつ
15
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リンダ
横たわり軋むベッドの闇を聴き仕えるものの哀れな叫び
7
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たんぽぽすずめ。
野の土を流した無地の長靴を愛でしも淋し秋雨の夜
14
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氷魚
その口が友情などと語るのを許せなくってくたばれと言う
10
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あき
このくちで編んだ呪いはするすると空気にとけてあのひとが吸う
129
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みやこうまし
手の平を開けばそこに金木犀子等は握ぎれり宝のように
18
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詠み人知らず
苦しくてああ苦しくて苦しくて生きていくって何て苦しき
16
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庭鳥
ふた月も歌詠まぬ日々。切実な叫び忘れた穏やかな日々
19
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ふきのとう
かけっこ競争ビリで必死に走る児は吾と重なりつらき思ひ出
14
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たんぽぽすずめ。
友と見た剣岳の上の紺碧の空を宝に今も生きてる
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