さるのお気に入りの歌一覧
半格斎
我が宿のさ庭にとどまる雪の上にたたずむ鴉の何想ふべしや
7
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詠み人知らず
勇気だし昨日直しにいきし歯のつめものとれたショックの大きさ
9
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ふきのとう
マリンバの優しき音色聴き入れば陽だまりのごと心やわらぐ
8
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きりあ
狭庭で赤い実くわえ囀るは哀れな嘘にまみれた小鳥
5
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只野ハル
下手自慢なら負けません現在の無拍手の数四百七十二
4
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ほたる
花咲けば胸いっぱいに春を吸い散れば切なく春愁を吐く
11
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ふきのとう
余震の続く北からの文届き「がんばるから」に涙あふるる
11
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ふきのとう
花冷えにコート羽織りて公園のこぶしの白き濡れ落つるなか
15
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ほたる
去年より桜の色も儚くて故なき不安の花散らし雨
17
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詠み人知らず
お釈迦様に甘茶を三度まわしかけ被災地の友の無事を祈りる
7
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きりあ
木の芽時のしっくりしない恋の夜を海に浮かぶ鴎が見つめる
8
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まるたまる
桜見る習慣なんてありますか君もひと時やすらかであれ
8
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まるたまる
こんな日に君会いたくなかったよ雨と絡まり花びらが降る
9
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ほたる
暗闇の孤独の中で胸元を開くことなく船を漕ぐ君
9
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垂々
春は苦い 苦すぎるからサクラ色現像液にひたす思い出
27
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只野ハル
ぼんぼりの灯り入らぬ夜桜に屋台は並び人の行き交う
12
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詠み人知らず
去年とは違った様に撮りたくて透過光入れて桜映しぬ
8
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まるたまる
好きという気持ち無くしたわけじゃないだけど歌にはできない今夜も
9
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きりあ
遊歩道脇に並んだ林檎の木に木守があってぼくらはふたり
10
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螢子
いろいろな病かかえて生きんとす完全な人などいないのだから
12
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