どるちぇのお気に入りの歌一覧
紫草
わが内部の奥の奥処で音をなすことんと落つる悲しみの珠
20
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五穀米
数独とインターネットとテレビとの無限ループの父の休日
6
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たえなかすず
一瞬のためらいののち乗り込んだFIAT翡翠ほど輝かず
1
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みやた〜
初恋を見送るがごとく晴れた日の午後の日射しに抱かれねむる
4
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詠み人知らず
庭のない我が家を嘆き散歩道 そうだ自然が僕たちのもの
19
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アンリ ミネ
グラン・ジュテ飛び越えられない崖もありシャンプーハットの下で梳く羽根
5
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あまおう
短冊に御願い事を書きましたこのもみの木でいいんですよね
19
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のんぼう
何もない部屋に 最後に「ありがとね」 この巣から今日鳥が2羽飛ぶ
7
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みやこうまし
パソコンのキーを叩いて投げ掛けるエスオーエスなどだーれも知らぬ
10
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コーラ
宛のない歌なぞひとつも詠めなくてただ音だけが孤独に震う
11
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コーラ
これからは草食男子と自分から名乗ってもいい、もっと食わせろ
11
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真山千展
ひかりヒカリ消えてしまえば終わるのに僕らはいつも期待している
2
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あき
雨の日の暗い気分をかえましょうロールケーキに紅茶はいかが?
16
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あき
充電の完了をまだ待っていて何本目かの電車を逃す
9
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あき
片隅で泣いてるのかいどうせなら僕のところへ逃げておいでよ
10
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たそがれ
「どうして」と「もっと」をつけて自己弁護 どうしてもっと愛さなかった
9
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夏恋
私鉄にてきれいな指で傘畳む君の隣で胸がいっぱい
7
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夏恋
土曜日のバイト帰りの公園で星を見上げて君へと鳴らした
4
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偽嫁
ゴミの日は僕にとってはご馳走日 跡を濁すよ鴉だからね
3
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詠み人知らず
どうしたらみんな幸せになれるかな家路の顔に苦労が滲む
9
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