都詩のお気に入りの歌一覧
朔夜
天地を磨きてめぐる霧雨は去りて今宵の月は隈なき
3
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桜園
落ち込んで気持ちのしずみし夕げには旦那の作りしやきそばたべる
16
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みやこうまし
これをしも恋のおわりと言うべきや 君を見ざれど寂しくあらず
17
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亜貴
地下鉄の編み目に沿ってどこまでも行きたくなった 平日の朝
8
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想野
病院へ向かう我が子を引き寄せて寝ぐせを直すそれだけの父
44
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悠々
ガンマーGpt数値ガ千ヲ超ヘシ日ノシグレノ空二寒雷響ク
17
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恣翁
両手擦り 日射し喜ぶ冬の蝿 忽然飛びて窓に当たりつ
18
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村上 喬
手のひらに受け止めてはまた溶けていく雪のようだねあの日の二人は
13
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秋日好
日常がこうも普通に続いてく あのひとはもういないというのに
13
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和竹
むせるほどあなたの気配が満ち満ちる私を囲む空気すべてに
7
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まつり
吐いた嘘の数だけ舌から花が咲く 存外、綺麗な色をしている
13
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小幸
強引にキスする君の息遣い追い詰められて濡れて墜ちゆく
11
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小幸
触れた先あなたの毒が入り込む甘く絡まり欲しくなるまで
10
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村上 喬
降りやんだ雪を小さな肩にのせあなたは「またね」と始発に向かう
14
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村上 喬
果てしない夢の続きを語り合う夜の長さを嘆きもせずに
18
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舞雪
切なさに耐えきれなくて、溢れ出す想い、本気で大好きでした
7
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灰色猫
しんしんと 舞い降りてくる 雪の華 瞳で溶けて 涙へ変わる
24
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月虹
液晶に小さな孤独が住んでをり灯ることない着信ランプ
28
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亜貴
ユーミンを聴きながら歩く帰り道 「君に恋した 夏があったね」
5
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片井俊二
淋しげな白いノートの真ん中に冬枯れの木を描いてみる夜
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