桜田 武のお気に入りの歌一覧
ながさき
何事か よからぬことを 企んだ こころは浮かぶ 一寸の眼に
7
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時計台
今もなほ 腰の痛みに耐へながら 任務を誇る 元「鑑識」の友
8
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時計台
寒椿 紅褪する中 ハナミズキ まろき枝先 春の陽を溜む
9
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ななかまど
刻々と変わる論理のプーチンに見えるものあり見えぬものあり
7
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ななかまど
西空の色濃く染めし夕焼けの遠き思い出クレパスの朱
10
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滝川昌之
凛とした稜線が消え霞み出す冠雪名残る丹沢の峰
14
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滝川昌之
武勇伝 聞かせましょうかと春の猫 肉球舐めつつ細い眼ほそめ
10
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へし切
核兵器 笠に侵略せし国に 効くか非暴力 経済の核
9
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へし切
この世をば我が世とぞ思ふ 為政者の見るは果敢無き 春の夜の夢
8
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時計台
古希過ぎて 年賀欠礼 数年後 「生きてゐるか」と旧友の文
9
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時計台
オリーブの枝葉見ゆれば 向きさまざま なるほどこれが平和の象徴
8
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時計台
虹と雪 札幌五輪の頃の我 ラージヒルより未来へ飛翔
5
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へし切
仏前に君は微笑み 「老けたね」と 時の随に吾を揶揄ふ
10
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ながさき
悲しみは 心の中で 「優しさ」に 悩みの果ては 「智慧」へと変わる
12
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滝川昌之
パイプ椅子 卒業予行に並べれば 試奏のピアノにしばし止まる手
11
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茂作
ゆくりなし友の便りの懷かしき 幼いころの呼び名綴りて
11
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灰色猫
月からの来訪者という人がこれはかぐやの涙だと泣く
9
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ななかまど
寒たえる心とからだ潮風にさらして春のきざし探らん
10
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ななかまど
温みもつ風吹きたれば雪とけて春目覚め知る土の触覚
12
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へし切
疫病に人は苦しみ沈みゆく 底の無い海 暗闇の海
5
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