のんぼうのお気に入りの歌一覧
市川ありさ
君が引くくらい些細なやり取りを再現できるほど覚えてる
4
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紫草
幼子の声の漏れくる小窓にはカーテン揺れて光りが似合う
9
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詠み人知らず
紅葉は美しき死の予兆なり 日本に生まれ日本に朽ちる
18
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もなca
さりげなく指ほどかれて行き先を失くしさまよう僕の左手
15
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あまおう
脚を組むヒールが触れて「ねぇ」と言いミルクがゆっくり溶けてゆくカフェ
21
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たんぽぽすずめ。
書けた詩は僕だけのものでも君へ届くと信じ歌う明日かな
11
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鹿男あほでよし
ぼくたちが人間である言い訳としてつかわれる愛と情です
4
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村木美月
桜貝 寄せては返す波の中儚く散った人魚の涙
5
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村木美月
水、酸素、太陽と愛。それだけできっと私は明日を生きる
8
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恵
ほろほろと信じたものが崩れ落ち過去も未来も消えて行くんだ
6
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恵
取り返しなどつかないと思うのは失ってから初めての朝
5
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恵
彼の住む地名がニュースで流れゆくただそれだけで溢れる涙
9
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詠み人知らず
何錠も 飲んでもそれでも 止まらない涙の先の 明日が歪む
1
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遠井 海
図書室はひとりぼっちな中一の我を自然に受け入れてくれ
6
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遠井 海
重い思い想い染みたるティッシュたちカウンセリングルームのゴミ箱
8
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さっきー
「まだ暑い」袖捲り上げ虚勢張る捲りが好きと君が言うから
5
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光源氏
君は今雲の彼方に出て立ちしけぶりの末の面影橋で
10
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光源氏
むなしきはこれぞかぎりの三つ瀬川形見の色にしづくを残し
8
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恣翁
行く秋の火点し頃のこぼれ雨 最合ひの傘に 胸高鳴りぬ
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恣翁
明月に 槐の影は窓に満ち 秋の最中に風はや寒し
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