まがねのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
どの月のどの季節でもありがたく 眠って起きて食べては眠る
14
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たんぽぽすずめ。
谷あいの上昇気流にたんぽぽの綿毛を母へ捧ぐ初夏なり
21
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光源氏
笹の葉をしばし見ゐたる軒のつま深山隠れの夜の寝覚に
10
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浅草大将
身にくだる露をみそぎと忍びつつひとへに磨くたま虫の色
13
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遠井 海
向いてないながらも母親業をする自分のために買うカーネーション
24
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inosann
横たわり「働くための人生か」とつい出た言葉を妻の手が包む
20
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ふきのとう
ゆかた着て手振りよろしく幼子は日本舞踊にしなをつくりぬ
15
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いちにのパッパ
「紅の豚」が運河をチェイスして飛ぶとき子らに憧れは宿る
2
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いちにのパッパ
穏やかな晴天、気温22度、仕事は休み、以上 し あ わ せ
16
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いちにのパッパ
片付けの途中二歳に気がつけば何やら可愛い絵本の暗唱
4
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詠み人知らず
感動と感謝のない日は味気なく 生命維持を自動でしてる
15
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あまおう
待ちわびた夏の扉のその先にきみが素足であったらいいな
24
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いちにのパッパ
兄ちゃんをぶって泣かした妹も納得すれば素直な二歳
4
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いちにのパッパ
たっぷりと気の済むくらい遊べたら人はしっかり育つ気がする
6
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いちにのパッパ
大きめの仕事を失注した夜のぽかんと空いた穴の見物
5
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みやこうまし
取りあえず時が貴重と思えるは夢中になれるものがあるとき
10
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ふきのとう
行ってらっしゃい 声かけくれる隣人に今日一日のすがすがしきを
18
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inosann
今作る短歌を妻に聞かすなら「いいんじゃないの」と返してくれる
12
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いちにのパッパ
子が熱で吐いているっていう時になんにも出来ない彼方の夕げ
9
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いちにのパッパ
使い捨てみたいなことに馴染めずに今日もあなたを大切にする
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