灰色猫のお気に入りの歌一覧
乙女田虎子
花束に見立てた首輪は「愛されろ」自ら望んだ手枷足枷
4
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秋日好
一塁手の孫の応援専属と退職予定の叔父からの文
9
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乙女田虎子
のぞまれてもとめられてこたえてたおにんぎょうとかあおいとりとか
3
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秋日好
暖冬に時季を忘れた黄水仙弥生の庭に色を残せよ
16
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千映
床の間の百合一輪咲き水曜日予期せぬことが何か起りそ
13
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桐生賄
仙台へ 歯科検診が為向かう たまにはお洒落スカートはいて
13
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みやこうまし
和歌読みて 過去の歌人と交歓す 百人百首 百花繚乱
16
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野々花
「もう」と言う言葉を胸にしまったら気持ちが少し前向きになる
15
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茉想
なきしよに頬にこぼるるひとつぶを海と云つたは とほくとほく
3
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茉想
あなたしか作れない味噛みしめる味噌、ねぎ、あさり、歯を削る砂
5
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夢士
年頭の収益向上神頼みIT時代に今も変らじ
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佐藤水村
優先席老婆ふたりの他愛なき話弾めり小春日の午後
24
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千映
もっともと愛という名の生き物の本当の姿追い求めたい
12
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佐藤水村
ふるさとははるかなりけり無人駅降り立ちしばし夕日眺めり
13
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薬師丸
人は皆 涙を流し 強くなる 嘘だこんなに 弱いじゃないか
7
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へし切
年ごとに不調を記す添へ書きの増える賀状に老いの哀しみ
23
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南美帆
殿方の習性なのか追われれば逃げたくなるの我慢比べね
7
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南美帆
最終日つぎは北海道に行こ旅の終わりはいつも寂しい
7
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真横
眠れぬ夜布団に入って早一刻歌を詠む背に迫り来る朝
6
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恣翁
綿のごと疲れながらも 寝苦しく 早鐘撞くがに 鼓動の聞こゆ
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