灰色猫のお気に入りの歌一覧
水ノゼリイ
言葉なく 流れる時間 心地良く 時間がここに 留まれば良い
5
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水ノゼリイ
手のひらに 傳はる温度 近すぎて 心の中も 傳はれば良い
5
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千映
真新し路線バス乗りあちこちに触れてこれから「がんばってね」と
14
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もり
似てる手に似てないところ探してる繋がっている電話持つ手に
7
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水ノゼリイ
息詰める 胸の痛みを 何と云ふ 戀と呼ぶには 物悲しくて
4
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二厘
特養の看板の見ゆ終点に着いたからには降りねばならず
3
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二厘
特急が最高速で貫いた山もだれかのふるさとの山
4
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水ノゼリイ
いま君は 誰を想つて ゐるだらう 僕はずうつと 君の事だけ
5
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水ノゼリイ
泡沫の 逢瀬の時間は 夢ごとく 殘る香りで 現に歸る
6
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野々花
何にしよう「何でもいい」と言われてもそれが一番困るんですよ
14
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乙女田虎子
転々と渡り歩いた鳥籠の手狭になりて青い小鳥は
4
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桐生賄
明日朝の 七草粥の 作り方 義母より教わり 挑戦するなり
13
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乙女田虎子
きまぐれでお利口さんで我儘で応えていたけど私は迷子
4
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桐生賄
たまにはね ランチしてこか オーダーは 娘の好物 マグロ丼なり
12
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薬師丸
淡い夢 さんずいに火で 淡いのか あんなに激しく 燃えていたのに
6
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夏恋
じい様にはもう逢えましたか背の高い姿で迎えに来てくれましたか
15
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野々花
窓越しの冬の陽射しの温もりを独り占めして歌など詠う
18
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夏恋
たどたどしピアノの音と祖母の声畑のそばのピアノ教室
13
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夏恋
満開の昼顔の群れ咲く玄関の引き戸の前で迎えてくれし日
11
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秋日好
温室の紫蘭はひそかに花をつけシンビジュームと色香を競う
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